METALLICA燃え尽き症候群 Part2

METALLICA 初日、9月25日。

1つめのオープニングアクト、そろそろ終わりかけの6時。

最前列を侮っていたことに、後悔し始めた。
斜めすぐ後ろにいた若いお姉ちゃん(しかも大阪弁)が、いきなり私の横に割り込んできたのだ。
どさくさ紛れに私を押しのけて!
ヴォーカルのピックが飛んできた時、それをつかもうとして腕を伸ばし、そのまま私を押しのけた。

隣の最前列常連の先輩が、(ダメダメ、入れちゃダメ!) というゼスチャーをする。
でも、どうにもならないのだ。
このお姉ちゃん、すごい力で押しのけてくるんだもん。

それで、そのまま、この姉ちゃん、私の隣に居座った。

相当無理のある窮屈さ。
誰かがリタイアしないと、体が持たない感じ。
でも、誰がここからリタイアする?
私じゃないよね?
だって、私は最初からここに居るんだから。
じゃ、誰?
当然、この大阪弁の姉ちゃんでしょ?

「あなた、このバンドのファンなの?」
と、声をかけてみた。
「えー、まあ。いいバンドって聞いてたんで」
「ふ〜ん。そうなんだ。それで、次に出るバンドも好きなの?」
「………。」
いや〜な雰囲気が漂う…。

「あのさ、私はここに最初からいるわけ。だけど今、あなたがここに無理矢理入ってきて、すごくきつくなった。どさくさに紛れてこういうズルするのって、おかしくない?」
この姉ちゃんのふてぶてしい態度にあまりにも腹が立ったので、大声でまくしたてた。

「…ズルって言われても…」
開き直って無視しようとしたので、さらに、
「大体、後から来たクセに、力づくで場所を奪おうなんて卑怯だと思わない?  本来、努力した人間が報われなきゃ、おかしいでしょ?  私はこのバナーをラーズに見せるために、必死にココを取ったわけよ」
と、自慢のバナーを指さして見せる。
「はぁ…」
ここで、この姉ちゃん、少しひるんだ。あと一押しだ!
と思った瞬間、
「じゃ、次のバンド終わったら下がりますから、あと少しだけ! お願いします!」
と、お願いモードに変換したのである。しかも、何?  次のバンドまでっていうのは!
今日はMETALLICAが主役なのに、METALLICAは最前列で見なくていいのか?


「ダメダメ、もう!!!! 後に行きなさい!」

お姉ちゃん、後に下がる。


こんなことでケンカしてるなんて、情けなくなってきた。
楽しみにしてたライブなのに、なんで怒鳴ってるのよ、私。

そうこうしているうちに、次のオープニングアクトが始まった。
この時点で、私は疲れきってグッタリしている。
もうダメかも…

徐々に衰弱していく私…。

2つめのオープニングアクトが終わり、そろそろ7時。

あと数分もすれば、METALLICAが出てくる。
ラーズが目の前に見える位置にいるのに、私ったらこんなグシャグシャで…。

泣きそう…。

Part3につづく…


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ラーズにハグしてもらった、夢のような瞬間…。  
Photo by Mayumi T.

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by neoyuka | 2010-10-11 08:04 | METALLICA